名古屋工場では、数10kgからトン単位の鋳鋼品を製造しており、「 お客様に"選ばれる"鋳鋼品づくり」をモットーにしています。多彩な鋼種と鋳造法を使い分け要求機能を満足する製品を生み出す総合的な技術力が評価されています。(1998年 ISO9002 取得、現在は ISO9001 に移行)
高Mn鋼の新幹線用クロッシングレール、耐熱鋳鋼の工業炉用ロール・ラジアントチューブ、化学工業用の特殊な耐熱複合管など、汎用鋼種のみならず用途に適した開発材を加え、高度化する産業ニーズに応えています。 鋳造方法としては砂型鋳造と遠心力鋳造を有していますが、不純物が少ない清浄な溶湯で高品位の鋳造品を生み出すため、溶解設備として炉外精錬炉を保有し活用しています。
各種分析装置による成分保証、放射線透過装置による内質検査、3次元測定装置による形状検査など、信頼性の高い品質保証のもとに確かな製品を供給しています。
名古屋工場
工程 |
設備 |
基数 |
仕様・能力等 |
製鋼 | AF | 3 | 10トン×2基、5トン×1基 |
AOD |
1 |
10トン | |
VILF(真空取鍋精錬炉) |
1 |
6トン | |
高周波誘導炉 |
4 |
0.2~3トン | |
砂型鋳造 |
有機自硬性造型ミキサー | 3 |
20トン/H×2基、5トン/H×1基 |
Vプロセス | 1 |
金枠サイズMax 0.95M×6.7M | |
砂再生装置 | 1 |
人工砂再生(2トン/H) | |
遠心鋳造 |
遠心鋳造機 | 横型 4 |
外径Φ60-Φ1200×Max6000L |
仕上げ |
熱処理設備 | 5 |
ガス炉×3基(13M×1.5M×1.2M、他 max 1200℃) 電気炉×2基(2.8M×3M×2M、他 max 1150℃)、 水槽3.3M×13M×2.4M |
機械加工 |
マシニングセンター | 4 |
15軸、11軸、6軸、5軸 各1台 加工可能製品 幅2M×12M |
旋盤 | 3 |
立2基、横1基 | |
中ぐり盤 | 1 |
横 |
種別 | 設備名 |
化学分析 | 蛍光X線分析装置 |
発光分光分析装置 | |
C/S同時分析装置 | |
O/N、H分析装置 | |
機械試験 | 引張り試験機 |
硬さ試験機(ブリネル、ロックウェル、ショア) | |
曲げ疲労試験機 | |
非破壊試験 | 放射線透過試験装置(高エネルギー X線6MeV) |
超音波探傷試験装置 | |
磁粉探傷試験装置 | |
染色浸透探傷試験装置 | |
寸法検査 |
三次元寸法測定装置 |
NC割出テーブル |